万博大阪パビリオン、中小・新興企業377社が出展決定!
2025年に開催される大阪・関西万博で、大阪府市などが運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」において、中小企業やスタートアップを紹介するゾーンに377社が出展することが25日に発表されました。選考中の企業も一部ありますが、ほぼ全ての出展企業が決定しました。
それぞれの企業は脱炭素や健康など26のテーマに分類され、万博期間中は1週間ごとに展示が入れ替わります。
中小・新興企業の技術やサービスを紹介するこのゾーンは、パビリオン内の一角に設けられます。このゾーンでは、大手の14企業・団体が各テーマの「取りまとめ役」として、金銭面や技術開発で支援可能な中小・新興企業を選定しました。
26のテーマには、「大阪発!ワクワクする未来の暮らし」(池田泉州銀行)、「カーボンニュートラル トレジャーハント」(大阪産業局)、「身近な課題や世界のお困りごとを大阪の町工場が解決します!」(大阪商工会議所・大阪信用金庫)などが含まれます。各テーマには5~66の中小・新興企業が出展します。
この日、大阪市内で開かれた出展企業の発表会には、中小・新興企業の関係者ら約300人が出席しました。
出展企業の代表者に出展証を手渡した吉村洋文・大阪府知事は、「万博は未来社会の可能性につながるスタートラインです。社会やヘルスケアのあり方について、皆さんと素晴らしい羅針盤をつくりたい」と呼びかけました。